予防することが一番大事!

予防することが一番大事!

インフルエンザに対抗するためには、まずはウイルスに感染しないように日頃から予防することが大切です。ウイルスの種類がいくつか存在するので、それぞれの特徴や症状を把握しましょう。その上で、有効な対策を講じていきます。手洗いやうがいなどの基本的な対策にもちょっとしたコツがありますよ。また、予防接種も有効な手段なので、インフルエンザが流行する時期になる前に受けることをオススメします。看護師の場合、予防接種を提供する側になることもあるでしょう。

  • まずは種類を知ろう

    インフルエンザには3つの種類があります。まずは「A型」で、近年流行した鳥インフルエンザや豚インフルエンザもこれに分類されます。高熱が出てのどの痛みや筋肉・関節の痛みが伴うタイプで、インフルエンザと言えばA型のイメージが強いかもしれませんね。「B型」はA型ほど流行しないと考えられています。A型のように高熱が出ないケースもあります。「C型」は幼児がかかりやすく、ほとんどの大人が免疫を持っているタイプです。

  • 普段からできる対策!

    インフルエンザにかからないようにするためには、日頃からの予防対策が大切です。なによりもまずは手洗いですね。外出先のトイレを理由する場合はペーパータオル越しに蛇口を閉めるなどの工夫が必要ですよ。うがいは清潔な水で行うのが望ましいですが、殺菌作用がある緑茶でうがいをするのもオススメです。また、マスクは感染拡大を防止するのに有効です。アルコール消毒も有効なので、しっかり成分を確認してから自分に合うものを購入してくださいね。

  • 予防接種は有効なの?

    毎年予防接種をする人も多いかと思いますが、中には「予防接種をしたのにもかかわらずインフルエンザになった」という人もいますよね。じゃあ、予防接種には効果がないのかと言うと、それは違います。100%防ぐことはできませんが、一定の効果があることは明らかになっています。12月頃から流行するので、遅くとも11月中には受けておきたいですね。子どもの場合、2回予防接種を受けるとブースター効果により予防効果が飛躍的に向上すると言われています。

  • 流行時期はいつ?

    インフルエンザウイルスは低気温・低湿度を好むので、流行するのは12~3月の寒い時期です。大体、11月頃から患者が増え始めて、年明けからピークを迎えるイメージがありますよね。これまでは、最初にA型が流行してからB型が流行するパターンがほとんどでしたが、2018年シーズンはB型から流行する珍しいケースでした。海外からの観光客が増えているなど、様々な要因から流行時期を見極めるのが難しくなってきているようですね。

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